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「釈迦」は続く。 「釈迦」は途切れない。 目的はわからない。彼女がなにであるのかも、なにをできるのかも。 「釈迦」は十四歳で発症して、二十歳で終わる。 仕組みはわからない。そうなっている。 「釈迦」には必ず「アンテナ売り」が付き添う決まりになっている。 誰が決めたのかも、破ればどうなるのかもわからない。 「アンテナ売り」は常に「釈迦」の傍にいる。傍にいて、別段することはない。 普段二人は、その名の通り「アンテナ売り」がアンテナを売って生計を立てる。 世界には「釈迦」になる候補がたくさんいるけれど、次に「釈迦」になる者ははじめから決まっている。 それが誰であるのかは、現「釈迦」の「アンテナ売り」が知っている。 「釈迦」は続いてきた。 これからも、続く。ずっと、ずっと。 |